72ページ プレ・ノア §
「確かに直感的に分かりにくいデザインだ」
「それは悪なの?」
「分かりやすいデザインだと、白色彗星と紛らわしいから、どんどん変えていく必要はあるのだろう」
「そうか」
「それでも、このままの密度で動いていれば印象は違っただろうね」
73ページ 第一艦橋 §
「確かに手描きでこれは凄いぞ」
「なぜ?」
「描き込んでいくうちに、全体が狂っていくからだ」
「そうか」
「しかし、これだけ描いて実際には半分しか使わないとはね」
74,75ページ 自沈するヤマト2種類 §
「確かに見たことがある絵だね」
「ある意味で作品の目玉だろう」
「目玉か」
「あるいは作品の顔?」
「顔か」
「しかし、ヤマトの最期は2つあるな」
「2つ?」
「自爆するところと、海から浮かび上がるところ」
「どっちが真のヤマトの死か悩ましいところだね」
「どっちかな?」
「おそらく、沖田の死は前者。ヤマトの死は後者」
76ページ 地球 §
「地球だけで何パターンも準備されていたとは凄いなあ」
「まさに」
「地球は1つ、という世界とは違うね」
「平行宇宙論で地球が無数にあるわけだね?」
「それは何か違う」